令和5年1月 春秋園だより「施設長ご挨拶」

令和五年 年賀

あけましておめでとう御座います。皆様と共に新しい年を迎えることができ、大変喜ばしく思います。

約三年前、国内初の感染者が確認されて以降、COVID―⒚のすさまじい嵐が各地で起きています。そして昨年十一月、我々の春秋園にも・・・利用者の方々、ご家族、職員、一丸となって嵐に対抗。おかげで、穏やかな日常へ戻すことができ、感謝しております。

昨年末のサッカーワールドカップ開催国ではマスク姿はほぼ見られませんでしたが、わが国ではまだマスクをするのが当たり前。人と人との距離もソーシャルディスタンスを保ち、食事は黙食で、が良さそうです。

この三年間、社会の動き方にも変化が。リモートワーク、イベントのライブ配信、オンライン飲み会も。

が、春秋園では、お世話するときは直接タッチ、聞こえにくい方には耳のそばで話します。オンライン食事会というわけにはいかず、自分で食べられない方には、口元まで介助を、レクリエーションも画面でなく、目の前で一緒に行う事となるのは当たり前。すなわち、密なコミュニケーションが行われている訳です。

世界激変のこの三年間、私たちにとって、毎日の生活にとって、大切なものを見つめなおす期間でもあったようです。

本年も、春秋園では感染症への対策を継続しながら、利用者の方々、そのご家族、お世話させていただく職員一同、豊かなコミュニケーションで毎日を大切に過ごさせて頂きたいと思っております。

皆様どうぞ宜しくお願い申し上げます。

(春秋園施設長 高橋 元)